新型コロナ禍で、一時期は、東京だけで、感染者が200人を超えることもあった。
これ以上人から人へウイルス感染が広まってはいけないと、国から緊急事態宣言が出され、「休業要請」や「外出自粛」の要請が出た。
それぞれの自粛の効果もあってか、日に日に感染者の数が減り、緊急事態宣言も解除され、再び平穏な日々が戻ろうとしていた。
しかし、再び東京では、ここ数日50人を超える感染者の数になっている。
にもかかわらず、再び休業要請は出ない。
これはなぜか?
経済的ダメージをこれ以上受けるわけにはいかないからではないか。
よく、コロナ感染による健康面のダメージと経済面のダメージの2つを天秤にかけるような話を聞く。
コロナ感染リスクに対して、どちらかを優先させれば、もう一方がダメージを受けるというものだろう。
これをゲームのRPG(ロールプレイングゲーム)の例えで考えてみた。
RPGには、よく「HP」と「MP」というものが登場する。
HP(ヒットポイント)とは、
ゲーム内のプレイヤーキャラクターの「体力」の量を表す数値。
MP(マジックポイント または マジックパワー)とは、
プレイヤーキャラクターが魔法などを使うために消費する「魔力」の量を表す数値。
これを踏まえて、
HPを「健康」、MPを「経済」と考えると、
「新型コロナ(COVID-19)」という敵のモンスターに、
HPを削られていくと、そのまま死につながるし、
一方、MPが吸い取られて失くなっていくと、回復呪文を唱えられなくなり、HPを回復することもできなくなるので、死ぬのも時間の問題となる。
どちらも大事。
それぞれを回復するのに必要なアイテムは?
HP(健康)を回復させるのに必要なのが「薬草」。
これは、現実世界でいうところの「ワクチン」。
MP(経済)を回復させるのに必要なのが「魔法の聖水」。
これは、現実世界でいうところの「労働力」。
ということになるのかな。
コロナが あらわれた!
こくみんは にげだした!
しかし まわりこまれてしまった!
コロナの こうげき!
こくみんは ウイルスに おかされた!
こくみんは ホイミを となえた!
MPが たりない!
こくみんは 1のダメージをうけた!
こくみんは ちからつき いきたえた!