東京オリンピックのエムブレムの四角形を並び替えると・・・:デザインあ【2020/07/04】

美術家の野老朝雄(ところあさお)さんは、TOKYO2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムをデザインした方。


TOKYO2020オリンピック・パラリンピックのエンブレム

どちらも輪を作るイメージを形にしている。

Q:デザインするとき、大切にしたことは、何ですか?

野老さん「いろいろな可能性があることを表現したいと思いました」。

2つのエンブレムは、実は3種類の四角形を組み合わせて作っている。

3種類の四角形

四角形をつなぐときのルールが、この赤い線の部分。

四角形をつなぐときのルール

この線に沿って四角形を並べる。

これを並べ替えることで、いろんな形ができる。

45個の四角形で作ったオリンピックのエンブレムを並べ替えると、

オリンピックのエンブレム

パラリンピックのエンブレムになる。

オリンピックのエンブレム

その様子がこちら。

並べ方によって、オリンピックは50万通り以上、パラリンピックは300万通り以上の形ができる。