お餅のように、ビヨーンと伸びることで知られる「トルコアイス」。
粘りの正体は、「サーレップ」という、
ラン科の植物の「球根」。
日本では入手困難だそう。
しかし、簡単に手に入る「あるモノ」を使えば、
これに似た「トルコ風アイス」を自宅でも作れるのだとか。
そのあるモノとは、この見覚えのある容器、
そう、「納豆」。
納豆を容器に入れてかき混ぜる。
ねばりが出たら、豆をパックに戻す。
使うのは、内側にねばりのついた「容器」の方。
しかし、器を香りを嗅ぐと、ニオイは消えていないので、心配になるが、とりあえず続ける。
ネバネバが残った容器に、市販のアイスを入れる。
そして、再びかき混ぜると・・・、
こんなにアイスが伸びた!
納豆のネバネバがアイスと絡んで、舌にまとわり付くようなねばりができた。
しかし、気になる納豆の香りはどうなったのか。
なんと、食べても納豆の味やくさみはしないという。
それは、なぜなのか?
食べ物のにおいの成分は、温度が高いほど揮発して、鼻に入ってきやすい。
一方、アイスが加わって温度が低くなるので、にお成分の広がりが抑えられる。