世にも奇妙な天然石がありました。
四角すぎる石「黄鉄鉱」
自然に見つかったと思えない四角すぎる石。
鉄と硫黄で構成。
四角がくっついた石もある。
母岩にくっ付いた状態で産出。
原子が規則正しく並ぶと立方体になる。
石なのにフワフワ「オーケン石」
毛に見える部分はガラス状の結晶。
マグマが冷え固まった岩の空洞に密集する。
虹色の未来石「ビスマス(結晶)」
「ビスマスチップ」を約270℃で溶かし、固めて、再結晶化させてできている。
結晶のフチが面より早く成長、面の部分がへこみ階段状になる。
↓イメージ
虹色に見える理由は、酸化膜の厚みが場所によって違う。光の干渉により角度で色が変わる。
文字浮かび上がって見える?「テレビ石」
主成分は、ナトリウム、カルシウム、ホウ素。
細い繊維状の結晶が束になってできている。
結晶に光が入ると、跳ね返りながら進む。
反射により下から石の表面まで光が伝わる。
そのため、文字を書いた紙の上に石をのせると、文字が浮いて見える。
食べたくなる石?「豚肉石」
白い部分は「炭酸カルシウム」、赤い部分は「酸化鉄」でできている。
まるで豚肉のよう。
絶妙なバランスで立っている「ブリマムロックス」
イギリスにあるブリマムロックス。
高さ約5m、推定200トン。
小さな円錐状の岩に巨岩が立っている。
傾いて重荷がかからない方が削れて、繰り返しながらカタイ部分だけが残った。
↓イメージ