お風呂から上がった時に使う「珪藻土のバスマット」。
少し濡れても、すぐに表面が乾いてサラサラになる。
この水はどこへ行ったのか?
水を吸収して、中に閉じ込めているのか?
または、これだけ表面がサラサラになっているということは、水が薄く広がることで、すぐに蒸発してなくなっているのか?
どうすれば、確かめられるか?
「重さ」を調べればいい。
乾いている時の重さをはかって、水をかける。
もう一回重さをはかった時に、重くなっていれば水は中にあるし、
重さが変わっていなければ、すぐに乾いてたということになる。
バスマットの大きさだと実験しずらいので、同じ素材のコースターで試してみる。
まず、乾いている時の重さは「81g」。
これに、小さじスプーンで5gの水をかける。
表面がサラサラになってから、重さをはかると、86g。ピッタリ5g増えた。
つまり、水は中にたまっているということになる。
でも、このまま水をかけていくと、いつかは溜め込めなくなり、溢れてしまう。
では、どれくらい溜められるのか?
裏と表の両面ともに水をかけ続けると、表面に残るようになった。
そこで、表面の水を捨てて重さをはかると、108gになった。
つまり、このコースターは、水を
108g ー 81g = 27g 溜められるということになる。
ということは、先ほどのバスマットは、このコースターの約35倍の大きさだったので、
27g x 35 = 945g(ml)
約1リットルの水を吸うことができるということになる。