群馬県のとあるお家で、ナゾの現象が起こった。
出かけようとしていた住人が、家の外に出た途端、急に雨が降ってきたので、傘を取りに家に戻った。
すると、この後、奇妙な出来事が・・・。
実際の映像がこちら。
何が不思議なのか?
傘を持って家を出ると、すでに雨はやんでいたのだが、
なぜか、自宅の周りにしか降った跡がない。
映像でも、雨が降った跡は、すぐ先にはない。
自然現象で、こんな事が起きるのか?
気象予報士の天達さんに聞いてみると、
「これですね。おそらく、『通り雨』です。よく、ザーッと降ってやむやつ。あの雨です。」
だとすると、雨が通った跡が道の先にも残りそうだが・・・?
「雨雲自体がすごく小さい。本当に細かい範囲で降る。この時期にはよくある。実際に降った場所よりも、蒸発したり、弱い場所は、路面に残らない。そこだけ降ったように見える。」
小さな雨雲から降った雨の多くは、地上に届く前に蒸発。
その雨雲も短時間で消えてしまい、わずかな雨だけが地上の 一部分に届くことがあるという。
なので、ミステリーとかではなく、夏の時期によくある「通り雨」だということです。