連日続く猛暑。
熱中症で救急車の出動件数が増えるなか、
熊本市では、救急車の要請が1日100件以上。
そのうち、半分以上の人が「サイレンを鳴らさないで」と要求しているという。
「音で目立ってしまう」という理由から、サイレンを鳴らさずに家まで来てほしいという患者の要求が増えている。
救急車を呼ぼうとした ある人の場合、
患者「サイレン鳴らさないで!」
隊員「緊急車両なのでご理解ください」
隊員「住所を教えてください」
患者「サイレン鳴らすんだったら教えません」
など、
やり取りに時間がかかり、救急隊の現場到着が数分遅れたという。
では、救急車は、なぜサイレンを鳴らすのか?
・傷病者を 一刻も早く医療機関へ搬送するため。
・赤色灯とサイレン走行は道路交通法で義務付けられている。
といった理由がある。