日本語として間違っている!「ら抜き言葉」の話:クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?【2020/08/28】

本来正しくない日本語にもかかわらず、近年多くの人が使ってしまっている・・・、

ら抜き言葉」。

例えば、正しくは「食べられない」というべきところを

もう食べられない

「ら」を抜いて、「食べれない」と言ってしまう日本語は、間違いなのです。

では、ここで問題

小学校5年生、国語の応用問題です。

日本語として本来正しくない「ら抜き言葉」はどれ?

日本語として本来正しくないのは?

A:日の出が見れる

B:自転車に乗れる

C:椅子に座れる

【さぁ、みんなで考えよう!】

考え中

正解はこちら!

Aの「日の出が見れる」が間違った使い方。

日の出が見られる

その理由は?

以下のサイトによると、

「~られる」という助動詞には、「受け身・自発・可能・尊敬」という四つの意味がある。

動詞の五段活用には 「可能」がない。

例:「書かない・書こう・書きます・書く・書くとき・書けば・書け」

そのため、鎌倉時代では、「書かるる(動詞+助動詞)」だった。

しかし、後の 室町時代では、「書ける(可能動詞)」が生まれた。

可能動詞は五段活用のみ有効で、それ以外の動詞では、「(動詞+助動詞)」のまま。

そのため、可能動詞と助動詞「〜られる」は混同されやすく、必要な「ら」が欠けることがある。

見分け方は?

「ら抜き言葉」かどうか確認したい動詞に「~よう」を付ける。

言い換えられれば、「ら抜き言葉」。

例:「見る→見よう」「着る→着よう」