女優の芦田愛菜さんが「信じる」ということについて語った内容が話題になっている。
その発言があったのは、芦田さん主演の映画『星の子』の完成報告イベント。
この映画には、あやしい宗教を信じる両親に育てられた芦田さん演じる主人公の葛藤と成長が描かれている。
映画のテーマは「信じること」。
イベントで芦田さんは、信じるとは、どういうことかと聞かれてこう答えた。
「その人のことを信じようと思います」って
結構使うと思うんですけど
それがどういう意味なんだろうって考えたときに
その人自身を信じているのではなくて、
自分が理想とするその人の人物像に
期待してしまっていることなのかなと感じて、
だからこそ人は裏切られたとか
期待していたのにとか言うけれど、
別にそれは、その人が裏切ったとかいうわけではなくて
その人の見えなかった部分が見えただけであって
見えなかった部分が見えたときに、
それもその人なんだと受け止められる
揺るがない自分がいるというのが、
信じられることなのかなって思ったんですけど
でも、揺るがない自分の軸を持つのはすごく難しい
だからこそ人は信じるって口にだして、
不安な自分がいるからこそ
成功した自分や理想の人物像に
すがりたいんじゃないかと思いました。