100年以上の歴史を誇る宝塚音楽学校が、長年生徒間で受け継がれている指導内容を 一部廃止したということです。
「清く 正しく 美しく」をモットーに、生活態度などを先輩から細かく学ぶのが宝塚の伝統だというが、
宝塚音楽学校は、「子どもたちの気質も変わっており、時代に合わせて改善を進めている」としている。
宝塚OGによると、
生徒手帳に書いてあるような学校が決めたことではなくて、伝統として、ずっと上級生が下の者に教えて受け継がれているもの。そこで厳しくしてもらったことで、実社会において役に立っている。
とのこと。
しかし、今のこの時代になってくると、新入生の親御さんから、ちょっと時代に合っていないのではないかという意見が出ている。
以下は、宝塚音楽学校の伝統的な”指導”の例。
・阪急電車には 一礼 お辞儀をする
・遠くの先輩には大声であいさつ
・先輩への返事は「はい」か「いいえ」に限定
・先輩にドアノブを持たせてはいけない
・廊下は端を1列で歩く
・登下校中は2列縦隊
など。