原稿用紙などを用意してから、ひらがなの「お」を
1分間で、できるだけたくさん書いてみてください。
もしかしたら、書く前は、簡単だと思ったかもしれませんが、
いくつか、「お」ではない 違うものを書いてはいないでしょうか?
実は、この書き間違いは、書いた人がおっちょこちょいだからしてしまったのではないのです。
今やってもらったのは、同じ文字を速いスピードで続けて書く「急速反復書字法」と呼ばれる実験。
この方法で書くと、手が思惑とは違う動きをして、別の文字を書いてしまう「書字スリップ」という現象が起こることが知られている。
この現象は、ほとんどの人に起こる。
ちなみに、これは、「わ」や「す」など、別のひらがなでも起こるようです。