たまねぎは、そのまま、真ん中部分を食べると甘くて、外側を食べるとニガイ。
これはなぜか?
たまねぎは、「芯たまねぎ」と「外たまねぎ」に分けられる。
芯たまねぎは、本来、やがて芽が出て・・・、
花を咲かせる部分。
そのため、次世代に糖を受け渡すために、中心に集めている。
一方、外たまねぎには、「ケルセチン」というポリフェノールの一種で苦味のもとがある。
このケルセチンは、内側の5倍もの量が外側に含まれている。
外側にケルセチンが多い理由は、内側を紫外線などの酸化ストレスから守るため。
だから、たまねぎの
外側は、シャキシャキでもニガイ。
内側は、とろっとして甘い。