電気がなくてもライトが光るという画期的な技術が発表された。
机の上のフランスパンに、異なる2種類の金属で作られた集電体(電気を集めるための装置)をさすと、
ライトが光った。
この技術を発見した中川聰 先生 (名古屋大学医学部 客員教授)。
他にも、おにぎりや、
洗剤、
パイナップルなど、
実験は3000種類以上、全てのモノから電気を集めることに成功したという。
いったい何が起こっているのか?
これまでは、ライトを光らせるためには、電池などの電源が必要だった。
特許申請中のモノもあり、詳しいことは言えないことだが、
超小集電の仕組みは、物質の装置をさして微弱な電気を発生させ、
その電気を回路に集めてため込むことで、ライトを光らせるほどの電力を生み出せるという。
今後は、医学での実験を本格的に始めるとしていて、
ゆくゆくは、人体に装着できるバッテリーなしの補助器具の開発などの可能性もあるという。
しかし、この装置を体内に入れる素材には課題が残っていて、安全性の高い素材を研究していくという。