あなたの街でも砂金が採れる!?川での砂金の探し方:それって!?実際どうなの課【2020/10/28】

砂金の探し方を紹介していました。

そもそも、「砂金」とは?

地球の地下深くに「熱水」というものが通っている。

熱水

マグマの中から溶け出した、金や銀が含まれた熱水が岩盤の隙間から上昇し、温度が急激に下がり結晶化する。

そこで、できたのが「金鉱脈」。

金鉱脈

全国各地にある金鉱山で、ここから金を採掘している。

この金鉱脈から出てきた「結晶金」が風化し、川へ流れ込み川底などに堆積したものが「砂金」。

ちなみに、販売目的で砂金を採掘するには、特別な許可が必要となる。

砂金をとる時に重要なのは、たまりやすい「寄せ場」を探すこと。

寄せ場

比重が重い砂金は、川の流れによって、川底の岩のくぼみやよどみ、岩の下や割れ目などにたまるため、寄せ場の見極めが重要。

次に、道具は「パンニング皿」を使う。

パンニング皿

種類や形状は様々で、比重差を利用して砂金と砂利を区別する。

まずは、スコップやカッチャと呼ばれる道具で、寄せ場の土砂をパンニング皿にすくい上げる。

【1】パンニング皿を回転させるようにゆする。

回転させる

【2】斜めに傾け上に溜まった不要な土砂を流す。

斜めに傾ける

水平に戻し、同じ動作の【1】と【2】を繰り返す。

砂金を探していると、キラキラしたものがすぐに見つかるかもしれない。

雲母

しかし、それは砂金に似た「雲母」かもしれない。

雲母は、石自体が黒いが光の反射によって金色に輝く、通称「砂金もどき」。

砂金もどき

見分け方は、水の中で、砂金は動かないのに対し、雲母は比重が軽いためひらひらと舞い、指でこすると崩れてしまう。

忍耐強く探していれば、素人でも、こちらのような砂金を見つけた人がいる。

砂金