蚊の”かゆみ”はどうすれば抑えられる?という話:ヘウレーカ!【2020/10/29】

蚊に刺された時の「かゆみ」は、どうすれば抑えられるのでしょうか?

刺された部分に、爪でバッテンをつけたり、テープを貼ったり、氷で冷やしたり など、したことはないですか?

では、なぜ、そんなことをするのか?

脳は、複数の感覚が同時に入ると、優先順位をつける。

「この感覚は、重要なので、すぐに処理しよう!」

「この感覚は、どうでもいいから、後回しにしよう!」

みたいなことをする。

その優先順位がこちら。

【1】運動覚 (例:なわとびで跳ぶ 等)
【2】触覚 (例:手をさする)
【3】振動覚
【4】痛覚 (例:爪で跡をつける 等)
【5】温度覚 (例:ドライヤーで温める、氷で冷やす)
【6】かゆみの感覚

かゆみの感覚は、意外と優先順位が低いので、

それより上位の感覚を同時に起こすとで、かゆみを抑えることができる。

一番優先順位が高いのが運動覚

正式には「関節位置覚」で、とにかく体を動かす。

アゴをよく使う食事をしても、かゆみを抑えられる。