シロイルカは命がけの脱皮をする!という話:トリニクって何の肉!?【2020/10/27】

鴨川シーワールドなど、水族館にもいる「シロイルカ」。


年に1度必ずする「脱皮」は、命がけだという。

野生のシロイルカは、北極海など、寒い地域に生息しているため、

流氷とぶつかり、皮膚がボロボロになる。

この傷ついた皮膚をきれいにするために、年に一度皮膚を入れ替える脱皮をする。

このように部分的に剥がれてしまった皮膚を

海底の砂利にスリスリとこすりつけて、こそぎ落としていく。

脱皮が行われるのは、決まって海の水深の浅い所。

これは深い所には砂利がないとわかっているため。

しかし、浅瀬で行う脱皮は、とても危険。

こうして、皮膚を落としているときに・・・、

潮が引いて、陸に取り残されてしまう事もある。

まさに命がけの「脱皮」。