鴨川シーワールドなど、水族館にもいる「シロイルカ」。
年に1度必ずする「脱皮」は、命がけだという。
野生のシロイルカは、北極海など、寒い地域に生息しているため、
流氷とぶつかり、皮膚がボロボロになる。
この傷ついた皮膚をきれいにするために、年に一度皮膚を入れ替える脱皮をする。
このように部分的に剥がれてしまった皮膚を
海底の砂利にスリスリとこすりつけて、こそぎ落としていく。
脱皮が行われるのは、決まって海の水深の浅い所。
これは深い所には砂利がないとわかっているため。
しかし、浅瀬で行う脱皮は、とても危険。
こうして、皮膚を落としているときに・・・、
潮が引いて、陸に取り残されてしまう事もある。
まさに命がけの「脱皮」。