漫画「君は放課後インソムニア」の主人公のモデルは僕ではないか?という人がいました。
依頼内容
私には、ずっと不思議に思っていることがあります。それは、ある漫画の主人公のモデルが、私ではないかということです。その漫画は「君は放課後インソムニア」という作品で、発行部数は20万部を超え、「次にくるマンガ大賞2020」にもノミネートされている人気漫画です。私の母校である石川県七尾高校の天文部が舞台となっており、読み進めるうちに、どうしても気になる点が出てきました。この主人公、私にそっくりなのです。外見だけでなく、さまざまな点が、一致しているのです。周りの友人からは間違いなく、私がモデルだと言われます。そこで、お願いです。本当に私がモデルなのか、確かめて頂けないでしょうか、よろしくお願いします。
調査開始
現在「週間ビッグコミックスピリッツ」で連載中の「君は放課後インソムニア」という漫画。
年齢は33歳になる依頼者だが、今でも外見は漫画の主人公にそっくり。
漫画の舞台は、石川県七尾高校がモデル。
主人公の丸太(がんた)は、不眠症の高校生。
昼間は眠くて、でも眠れない、夜にずっと起きてしまうという生活で、学校で寝れる場所を探し、天文部を見つけて、毎日昼寝をする。
そこで出会ったヒロインとの青春ストーリー。
漫画と依頼者の共通点
・石川県七尾高校
・不眠症
・天文部の部室で昼寝
・依頼者が組んでいた高校時代のバンド名が「インソムニア(不眠症)」
・元サッカー部
・主人公は父子家庭、依頼者は母子家庭
・机にヒジをつく癖
など、共通点が多い。
そして、調査のために依頼者の母校、石川県七尾高校へ。
石川県七尾高校の教頭先生によると、天文部には、作者のオジロマコト先生が取材に来たことがあるとのこと。
そのため、部室内の風景はそっくりだった。
しかし、この後、実際に、オジロマコト先生に会って聞いてみると、
主人公、丸太にはモデルはおらず想像とのこと。
Q:なぜ石川県立七尾高校をモデルにしたのか?
A:義理のお母さんが能登に旅行行って「いいとこだったよ」って教えてもらったんで
Q:主人公の不眠症は?
A:担当編集者が不眠症だった
などの先生の回答をもらい、
依頼者が主人公のモデルではないということがハッキリわかった。
しかし、依頼者が会いに来てくれたのがうれしいということで、この漫画に登場させてもらえることになった。
11月2日発売のビッグコミックスピリッツ49号(第47話)に、依頼者がモデルのキャラクターが登場している。