珍しい雲の話です。
こちらは、おととい(2020/11/09)の 九州の西の海上。
その中に、ハートマークを逆さまにしたような形の、規則正しく渦を巻いている雲が出ている。
これは、「カルマン渦」と呼ばれていて、寒さの到来を知らせる雲の1つ。
ポイントは、カルマン渦の北にある「済州島(チェジュ島)」。
これがあることで、島の南側のライン上に、カルマン渦ができる。
強い北風が、済州島にぶつかることで、島を回り込むような形になる。
すると、風下は狭まるような流れになり、内側に渦ができる。