「カッパ」は外来語だという話:グッとラック!【2020/10/28】

外来語」というのは、その名のとおり、から言葉

つまり、外国語が日本語として定着した言葉を「外来語」という。

例えば、チョコレート、タクシー、ボール、ラジオは、全て外来語。

一方で、日本語っぽいのに、実は外来語というのも少なからずある。

例えば、雨が降るときに羽織る「かっぱ」。

これは、完全に日本語だと思いがちだが、これも実は外来語。

元々は、ポルトガル語だった。

日本に入ってきたのは16世紀。

当時の日本は長崎を中心に、ポルトガルやスペインと貿易を行っていた。

これが、いわゆる「南蛮貿易」といわれるもの。

その時、ポルトガル人が肩に羽織っていたマント、これが「かっぱ」の語源になった。

この服のことをポルトガル語では、「capa(カパ)」と言った。