「外来語」というのは、その名のとおり、外から来た言葉。
つまり、外国語が日本語として定着した言葉を「外来語」という。
例えば、チョコレート、タクシー、ボール、ラジオは、全て外来語。
一方で、日本語っぽいのに、実は外来語というのも少なからずある。
例えば、雨が降るときに羽織る「かっぱ」。
これは、完全に日本語だと思いがちだが、これも実は外来語。
元々は、ポルトガル語だった。
日本に入ってきたのは16世紀。
当時の日本は長崎を中心に、ポルトガルやスペインと貿易を行っていた。
これが、いわゆる「南蛮貿易」といわれるもの。
その時、ポルトガル人が肩に羽織っていたマント、これが「かっぱ」の語源になった。
この服のことをポルトガル語では、「capa(カパ)」と言った。