リコーダーにはたくさんの種類がある!という話:グッとラック!【2020/11/30】

音楽の授業でよく使う「リコーダー」。


日本で小学校の教材として使われ始めたのは1959年。

小学校で主に使われてるのは、「ソプラノリコーダー」。

リコーダーは10種類ほどある。

その大きさは、約17cmの「クライネ・ソプラニーノ・リコーダー」から、

約2mもある「サブ・コントラバス・リコーダー」まで。

サイズが大きくなるほど低い音が出る。

リコーダーで、1オクターブ高い音を出したいときに、裏側の穴を「半分あける指使い」のことを「サミング」という。

これは、英語で「親指=thumb(サム)」に由来していて、

親指でおさえる裏の穴は「サムホール」と呼ばれている。

リコーダーにもプロの奏者がいて、リコーダーだけのオーケストラもある。

ヨーロッパで生まれたと言われる現在の形のリコーダー。

18世紀ごろ、小鳥に歌を教えるための楽器としても使われた。

カナリアなどの小鳥が歌を覚える。

18世紀当時のヨーロッパでは、鳥にメロディーを歌わせることが流行。

リコーダーという言葉の語源も、鳥がさえずる「Record(リコード)」が由来だといわれている。