道路に設置されている「信号」や「標識」は、いくらくらいするのか?という話がありました。
ガードレール(1メートル)の設置費は、8300円。
信号機(1機)の設置費は、約400〜500万円。
案内標識(1基)の設置費は、約750万円。
高い値段に見えるが、これは、台風などで飛ばされないように支える支柱なども含めた金額。
信号機やガードレールなどは、税金以外に、交通反則金として集めたお金も使用している。
集められた反則金は、一度、国の予算に入って、その後、人口や事故件数などを考慮して、都道府県に分けられる。
これが、ガードレールや信号、標識など、道路の安全に関わる設備に使うと決まっている。
では、この「交通反則金」、1年間の納付額はいくらか?
2018年の額は、なんと、約508億円。
実は、この反則金は、納める前から国家予算として計上されている。
そのため、取り締まり期間などに、がんばるような警察官も問題視されている。
警察としては、これは「ノルマ」ではなく、「努力目標」だとしている。