呼吸は横隔膜だけでしているのではない!という話:林修の今でしょ!講座【2020/12/08】

私たちの「」は、自分で動いているのではない。

呼吸筋」という筋肉が動かしている。

そんな呼吸に使われる筋肉が弱ってしまっていると・・・、

呼吸が速く浅くなり、十分な酸素を吸う事ができなくなってしまう。

呼吸に使われる筋肉といえば、よく「横隔膜」をイメージするが、

実は、他にもたくさんの筋肉を使っていて、

息を吸う時は、肺を膨らませる「吸息筋(きゅうそくきん)」、

息を吐く時は、肺を縮ませる「呼息筋(こそくきん)」を使っている。

年齢と共に呼吸筋が硬くなると、正しい呼吸ができなくなる。

筋肉や臓器は、肺から送られる酸素をエネルギーにして活動しているので、全身に行き渡る酸素の量が不足してしまうと、頭痛やめまい、体のだるさなど、様々な体調不良を引き起こす可能性がある。

肺機能が衰えて、インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症にかかった際、重症化してしまうリスクが高くなる可能性がある。

そのため、ストレッチで呼吸筋をほぐすのが大切になってくる。