爆発して吹っ飛ぶ!?ポン菓子作りの話:探偵ナイトスクープ【2021/01/08】

爆発するポン菓子機があるそうです。

依頼内容

探偵局の皆さん、こんばんは。早速ご相談なのですが、私の持っているポン菓子機の異常をなんとかしてほしいのです。私は20代の頃から小学校や商店街などでイベントがある際、ボランティアとしてたこ焼きや綿菓子などの商品を 来てくれた皆さんにふるまう活動をしているのですが、その中の1つにポン菓子があります。しかし、このポン菓子を作る最後の工程で必ず爆発してしまうんです。原因もはっきり分からず、お手上げの状態です。探偵さん、なんとかこのポン菓子機を正常に直せないものでしょうか。

調査開始

こちらが、依頼者が20年前に中古で購入したという「ポン菓子機」。

ポン菓子機

実際に作ってもらうことに。

なぜか、ブルーシートを床に敷く依頼者。

以下は、ポン菓子を作る手順。

【1】釜にお米1升を入れる

【2】圧力が抜けないように、蓋をしっかり閉める

蓋を閉める

【3】火をつけて釜を回す

【4】水分を蒸発させて気圧を上げる

【5】10気圧になるまで回す

【6】ハンマーで蓋を開ける


すると、爆発して、中のポン菓子が飛び散った。

ブルーシートを敷いた範囲すらこえて飛び散った。

ちなみに、できたポン菓子に砂糖水を絡めて食べると、正常にできていた。

本来は、網の中に収まるはずだが、なぜ、ここまで散乱するのか?

原因がわからないので、

日本初のポン菓子機を製造したという吉村さん(94)に聞いてみることに。

小学校の先生をしていた吉村さんは、

戦時中、食料不足で苦しむ子ども達のため、消化の良い米を膨らませる機械を考えたという。

以下が、吉村さんからのアドバイス。


こちらが、アドバイスを受ける前と後の飛び散り方の違い。