爆発するポン菓子機があるそうです。
依頼内容
探偵局の皆さん、こんばんは。早速ご相談なのですが、私の持っているポン菓子機の異常をなんとかしてほしいのです。私は20代の頃から小学校や商店街などでイベントがある際、ボランティアとしてたこ焼きや綿菓子などの商品を 来てくれた皆さんにふるまう活動をしているのですが、その中の1つにポン菓子があります。しかし、このポン菓子を作る最後の工程で必ず爆発してしまうんです。原因もはっきり分からず、お手上げの状態です。探偵さん、なんとかこのポン菓子機を正常に直せないものでしょうか。
調査開始
こちらが、依頼者が20年前に中古で購入したという「ポン菓子機」。
実際に作ってもらうことに。
なぜか、ブルーシートを床に敷く依頼者。
以下は、ポン菓子を作る手順。
【1】釜にお米1升を入れる
【2】圧力が抜けないように、蓋をしっかり閉める
【3】火をつけて釜を回す
【4】水分を蒸発させて気圧を上げる
【5】10気圧になるまで回す
【6】ハンマーで蓋を開ける
すると、爆発して、中のポン菓子が飛び散った。
ブルーシートを敷いた範囲すらこえて飛び散った。
ちなみに、できたポン菓子に砂糖水を絡めて食べると、正常にできていた。
本来は、網の中に収まるはずだが、なぜ、ここまで散乱するのか?
原因がわからないので、
日本初のポン菓子機を製造したという吉村さん(94)に聞いてみることに。
小学校の先生をしていた吉村さんは、
戦時中、食料不足で苦しむ子ども達のため、消化の良い米を膨らませる機械を考えたという。
以下が、吉村さんからのアドバイス。
こちらが、アドバイスを受ける前と後の飛び散り方の違い。