世界一長いピアノ曲は18時間も演奏する!という話:グッとラック!【2021/01/20】

音楽の授業などでも使われる「ピアノ」。


実は、ピアノには、「正式名称」がある。

そもそも15世紀ごろから「チェンバロ」というピアノによく似た楽器が使われていた。

1700年ごろにイタリアの楽器製作者が、チェンバロよりもっと音の強弱がつく楽器が欲しいと考えて、ピアノが発明されたといわれている。

当時の名前は、「強い音と弱い音が出るチェンバロ」を意味する、

クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」と呼ばれていた。

それが、だんだん省略され、「弱い音」を意味する「ピアノ」と呼ばれるようになった。

ちなみに、ギネス世界記録に認定された、世界一長いピアノ曲の演奏時間は、なんと「18時間」。

それは、フランスの作曲家エリック・サティが作った、

ヴェクサシオン」という曲。

楽譜は、たった1ページで、

1分程度の短い曲の演奏を「840回」繰り返す構成となっている。