牛といえば、白黒のまだら模様が特徴的な「ホルスタイン」。
その模様の面積や形やバランスなどは、一頭一頭様々で、同じ模様のウシは存在しない。
2021年の干支は、丑年なので、年賀状に牛の絵を描いた人も多いと思われるが、
その際、テキトーに白黒を塗り分けた人もいるのではないか?
しかし、実は、ウシの白黒模様には、決まったルールがある。
「4本の足先」「腹の真下」「尻尾の先」は、どのホルスタインも必ず生まれた時から「白い」。
これは、人為的に交配するホルスタインならではの特色で、この6か所が白くない牛はホルスタインではない。
ちなみに、ツルツルに毛を剃ったとしても、白黒のまだら模様の跡はうっすら残っている。