牛の白黒模様は適当ではない?という話:ZIP【2021/01/21】

牛といえば、白黒のまだら模様が特徴的な「ホルスタイン」。


その模様の面積や形やバランスなどは、一頭一頭様々で、同じ模様のウシは存在しない。

2021年の干支は、丑年なので、年賀状に牛の絵を描いた人も多いと思われるが、

その際、テキトーに白黒を塗り分けた人もいるのではないか?

しかし、実は、ウシの白黒模様には、決まったルールがある。

4本の足先」「腹の真下」「尻尾の先」は、どのホルスタインも必ず生まれた時から「白い」。

これは、人為的に交配するホルスタインならではの特色で、この6か所が白くない牛はホルスタインではない。

ちなみに、ツルツルに毛を剃ったとしても、白黒のまだら模様の跡はうっすら残っている。