体育館の出入り口に習字の半紙が置かれている。
この半紙をぐちゃぐちゃにせずに、体育館から出るためにはどうすればよいか?
奥行きは3メートルあり、ジャンプ力がない人だと飛べない。
そこで、送風機のブロワーを使って、ホバーボードを作るアイデアが出た。
材料がこちら。
【作り方1】バケツのフタに穴を開けホースを固定する。
【作り方2】フタの下に浮き輪を取り付ける。
ブロワーが原動力になるのだが、手で持って下に向けても人は浮かない。
実は、下に空気を叩きつけて浮くわけではない。
浮き輪から横に出る勢いが全方向に働いて、少し浮くという仕組み。
つまり、ロケットのように噴射の力で浮くのではなく、
余った空気が外に逃げようとする「空気圧」という力を使って浮く仕組み。
これによって、送風機程度の力でも人間を持ち上げることができるという。
【作り方3】浮き輪を3つ連結させ、ブロワーを取り付けて、手作りホバーボードの完成。
ブロワーの風を3つに分け、浮き輪の隙間に風を送るようにした。
これに乗って後ろから押してもらうと・・・、
半紙をぐちゃぐちゃにせずに、その上を浮いてスライドすることができた。