足の裏を見てみると、
真ん中の辺りがヘコんでいる。
ここは、「土踏まず」といって、人間にしかない。
それは、なぜか?
人間だけ、直立二足歩行だから。
赤ちゃんの足の裏を見てみると、
「土踏まず」がない。
なぜなら、赤ちゃんは立って歩けないから。
その後、成長して歩いたり走ったりする事で、3歳から足の筋肉が鍛えられる。
すると、筋肉の引っ張り上げる力で、骨がアーチ状に持ち上がり、10歳ごろ「土踏まず」が完成する。
もし、「土踏まず」がなかったらどうなるか?
歩きが不安定になり、からだ全体に負担がかかる。
その結果、ヒザや腰、首など色んな所に、痛みが出てしまう。