長い間放置されていた「レトルトカレー」の話題です。
依頼内容
私は奈良で建設業を営んでいる者です。この間、重機を入れることができない現場で仕事があり、スコップで土を掘っていました。すると、深さ20〜30cmの所から、33年前のレトルトカレーが出てきたのです。33年前は昭和62年、昭和・平成・令和、3つの元号を土の中で過ごしてきたレトルトカレー。パッケージに傷みはなく食べられそうです。探偵さん私の代わりに食べてみて下さい。
調査開始
この場所の深さ20〜30cmの所に、
誰かが捨てたのか、埋めたのかわからない、レトルトカレーがあったという。
銀シャリの橋本探偵「俺、カレーってね、寝かしたらうまいって聞いたことあるんです。3日寝かすのでギリですよ。33年はもう寝かしすぎでしょ。」
33年経っているが、原材料の表示も確認でき、思っていたよりもキレイな状態。
製造日を見てみると、「昭和62年3月27日」の表記になっている。
製造者の「日本調味食品株式会社」に、このレトルトカレーが食べられるか聞いてみる。
会社の方によると、
「普通ね、あかんかったらね、これもうパンパンに腫れて破裂するんですよ。2年・3年経ったら膨張してしまうんです。(こちらのパッケージは)高圧殺菌でやってます。菌をころしてますので、菌は入ってないいうことなんです。」
とのこと。
普通は、菌が入っていたら、ガスが出てパンパンになり割れて、すごい臭いがするという。
当時のすばらしい技術でレトルトされているということになる。
新しいパッケージと見比べてみると、デザインはけっこう変わっている?
この見つかったレトルトカレー、味は保証できないが、食べられるという。
鍋でお湯を沸かし、温めてみる。
パッケージがグニャッとなった状態に。
パッケージ開封。
温めてみると、ニオイはすごく良く、色も問題なし。
しかし、食べてみると・・・、
若干酸化されて、香りも飛んでいるので、食べてみると、すごく不味いということはないが、「ちょいマズ」ぐらいで、煮崩したマロニーのように、つるんつるんした感じだという。
再びスタジオ
橋本探偵 「賞味期限とかはあるんですけど、それはおいしく食べれる期限なんで、これ別に結構いけるんですって。」