飛行機のエンジンの後ろがギザギザしている理由:ピタゴラスイッチ【2021/02/27】

こちらは、飛行場の飛行機。


羽の下に付いている大きなものは、飛行機を飛ばすための「ジェットエンジン」。

ジェットエンジンには、後ろがギザギザしているものがある。

このギザギザは、あるモノをマネて作られた。

そのあるモノとは、鳥のフクロウの羽根。

フクロウは羽根の音を立てずに獲物に襲いかかることができる。

その秘密は羽根の形にある。

先がギザギザしている。

このギザギザが、羽根に当たった空気を上手く逃がすことで、フクロウは静かに飛べる。

この仕組みをマネて、飛行機のジェットエンジンに利用すると、出る音を小さくすることができる。

聞き比べてみると、ギザギザが付いている方が音が小さいことがわかる。

空港の近くに住む人たちが、エンジンの音に悩まされないための工夫となっている。