美容室での不満
美容室に行った時、以下のような不満を感じたことはないでしょうか。
しかし実は、これに対する、美容師の言い分もあるという。
カット中に話しかけられるの苦手
・知り合いでもあんなに話さない
・プライベートのこと聞かれるの面倒くさい
・静かに過ごしたいのに鬱陶しい
なぜ、美容師さんは喋りかけてくるのか?
仕事上で出来る髪型・出来ない髪型に合わせるなど、最適あな髪型を提供するために、仕事、趣味、好みなどライフスタイル情報を収集したい。
ちょっと馴れ馴れしくない?
お客様にひと笑いさせることを心がけている。笑うと口角が上がるので明るい表情の状態で、鏡の前でヘアスタイルを見れる。明るい表情の方がより良いヘアスタイルを想像しやすい。お客様の話に賛同してテンションを上げる。
その際に、「さ・し・す・せ・そ」を使う。
・さすが!
・しらなかった!
・すごい!
・センスある!
・そうなんだ!
イントネーションを変えるだけで、すごく賛同してる感が出る。
逆に、美容師が言ってはいけない「NGワード」もある。
・容姿は褒めない
基本的に、容姿は褒めない。
しかし、「痩せました?」はOK。痩せてなくても言ってもらえるとテンションが上がる。
・白髪はご法度
人によっては白髪を物凄く嫌がる方がいる。そういう方の場合に、「白髪を染めましょう」などと言うと、「今、白髪って言ったな?」みたいな空気になる。特に女性に多い。「白い毛」という言い方であれば、まだギリギリ大丈夫かもしれない。
・野球と政治の話は避けるべし
野球に関してはアンチがいるので、例えばお客様が阪神ファンなのに、自分は巨人ファンなんですよってなると、空気が一瞬で終わる。政治も派閥があるので同じ。
・「結婚してますか?」はダメ
離婚したばかりの人の場合、空気が終わる。
・「髪の毛が早く乾く」はダメ
薄毛の人の場合、空気が終わる。
持ってくる雑誌がちょっと微妙
まず、お客様が来た時に、頭から足元まで舐め回すように見る。
腰の位置、上半身と下半身の肉付きによって、似合う髪型が変わってくる。
洋服のカジュアルなのか、ヒールを履いているのか、その服の系統から好きそうな雑誌を持っていく。
実年齢より少しわかめ、もしくはピッタリぐらいの雑誌を持っていく。
実際に、「独身なのにママさん雑誌を出された」というクレームがあった。
そのため、女性客の場合、既婚者かどうか、まず左手薬指をチェックする。
正直「失敗した!」ってことありますよね?
人なので失敗することはあります。(特に若い頃)
・明らかな失敗は謝るしかない。
・若手が失敗した場合は、上の人間が出て、できるヘアスタイルを作っていく。
・切りすぎた時に、「2週間後にちょうど良くなるようにしておきました」という。
・短い髪の毛を刈り上げするとデコボコしちゃう時がある、その場合は、確認してもらう時に手持ちの鏡を下から見せるのではなく上から見せるようにする。
・切りすぎた時は「夏は代謝が良くなって髪が伸びやすいので短くしておきました」、カラーで色を付けすぎた時は「紫外線で色落ちしやすいのでしっかり染めておきました、数日したらいい感じになります」と言ったことがある。
シャンプー台って身を委ねた方がいいのか分からない
シャンプーをしてもらう時に、「力を入れるパターン」と「身を委ねるパターン」があるがどっちがいいのか?
シャンプー前も後も身を委ねてください。
頭の重みで、お湯が洋服に流れないようにしている。
正直、シャンプー下手な人いますよね?
アレ(シャンプー)ばっかりは、本人の経験の問題なので、「あんまりシャンプー上手じゃないな」と思っても、少し温かい目で見ていただければと・・・。