例えば、プレゼンで仕事をする場面で、
手の動きが落ち着かない 人よりも、スッと真っ直ぐ指す方がスマートでいい。
こういった仕事での仕草を「デキる人」と「残念な人」に分けて、イラストで解説した「仕事のしぐさ図鑑」が話題です。
著者は、荒木シゲルさん。
20代の頃、イギリスでパントマイマーとして活動し、
イギリス王室の晩餐会に招かれ、パントマイムを披露した経験もあるという 。
その経験を活かし、現在は、大手アパレル企業のショップ店員や中学校教員に向けて研修を行っている。
本の中には、さらに・・・、
何かを指示する時に、人さし指でさすのではなく、
古いチョキを出すように指さすと、ちゃめっ気が出て柔らかい印象になるという。
その他の事例を荒木さんに聞いてみると、
パントマイムは全身を使って表現することが多いのですが、中でも胸の使い方がとても重要とされていて、胸を下の方に傾けてしまうと元気がないように見えたり、逆に胸を張ると元気があるように見えたり、顔の表情はそんなに変わらなくても、胸の角度だけで意外と気持ちや自分のテンションが表現できたり、胸というのは自分の意識が向いている方向とパントマイムでは考えるのですが、大事なことを話したいときは話す相手に胸を向けるのは自然とやっている。
さらに、相手の警戒心を解くためには、腕の動きが重要になるという。
手のひらを見せたり、腕の内側を見せると、隠し事をしていないような印象になる。
次の場合どちらの方ができる人のポーズに見えるか?
会議などで、アイデアを絞り出すポーズ。
さらに、この本では、手の動き1つで、できる人に見えるという仕草が紹介されている。
それが、「ろくろを回すポーズ」。
IT業界や、WEB業界の経営者などが、プレゼンをする時によくしていると話題のポーズ。
大切なことを丁寧に話している印象を与え、できる人に見えるという。