長生きできるかをチェックするテストがあった。
それが、ブラジルの大学で考えられた「SRT(Sitting-Rising Test)」。
立ったまま足をクロスして座り、そのまま立ち上がる というもの。
10点満点から、ふらついたら、マイナス0.5点。
手や膝をついたら、1回につき1点減点で計算。
これで死ぬ確率がわかる。
8点未満の人は、それ以上の人に比べて6年以内に死ぬ確率が2倍。
1点減点ごとに、死亡率が21%ずつ上昇する。
50歳〜80歳の人で、このような試験をして、点数が低いと、早く死ぬ確率が高くなる。
こちらは、日本人の平均寿命の推移。
平均寿命とは、調査した年に生まれた子供が何歳まで行きられるかの推定。
例えば、1980年生まれの人は、当時、73.35年 生きられると推定されていた。
そして、こちらは、日本人の平均余命。
それぞれの年齢の人が、あとどれくらい生きられるかの平均値。
この2020年に発表されたデータによると、
1980年生まれの40歳男性は、42.35年。
つまり、82.3歳ぐらいまで生きられると推定される。
なぜ、新しいデータでは、寿命が伸びているのか?
新生児の死亡率が減っている 一方、医療が進んで高齢の方が増えてきているということもその要因の1つ。