「弘法にも筆の誤り」で間違えた文字は「應」という話:グッとラック!【2020/12/18】

書道の達人としても有名な弘法大師(空海)。


弘法大師は、天皇から京都にある平安京の「應天門」にかける額の字を書いてほしいと頼まれた。

しかし、弘法大師は、「應(おう)」という字のいちばん上にある 一画目の点「’」を書き忘れた。

そこから、「弘法にも筆の誤り」ということわざが生まれたといわれている。

この逸話は、今昔物語集に書かれていて、そこには更に弘法大師が、間違ったままかけられた額に対して、筆を投げることで点を打ったという仰天のエピソードが書かれている。