濃縮ドリンクが人気!?という話:WBS【2021/09/14】

飲料の話です。

2020年の清涼飲料水市場は、家庭での需要が増えたが、コロナ禍で外出の機会が減ったため、全体としては縮小した。

そんな中、あるタイプの飲料が急成長している。

都内のスーパーを見てみると、ずらりと並んだお茶やジュースの横に、見慣れない缶があった。

缶には、「1本で2L分」と書かれている。

こちらは、水で薄める濃縮タイプの飲料。

水で薄めて飲む飲料といえば、カルピスが有名だが、

今、緑茶にウーロン茶、麦茶にコーヒー、紅茶、機能性飲料など、濃縮タイプが続々と登場。

その市場規模は、2019年と比べ、2割以上拡大した。

例えば、伊藤園の「おーいお茶」の場合、

2リットルのペットボトル6本を持ち帰るのは重くて大変だが、濃縮缶6缶なら簡単。

好みの濃さに調節も可能。

水出し・煮出しより短時間。

買い置きする場合、省スペースで収納できる。

などのメリットがある。