電車の乗り換え案内を作ったのは主婦だった!という話:突撃!カネオくん【2021/10/11】

東京の地下鉄では、乗り換えが迷路のようになっている駅も多い。

そこで、お客さんに、よりわかりやすく使ってもらうための取り組みがある。

それが、ホームにある「案内表示」。

何両目に乗れば、どの出口に近いか、などが書いてある。

東京の地下鉄でよく見かけるが、

実は、これを提案したのは、福井泰代さんという主婦の方。

今(2021年)から、約25年前、荷物と小さな子どもを抱えていた福井さんは、

駅のホームでエスカレーターを見つけられずに、大変苦労したという。

そこで、福井さんは、自ら5か月かけて、当時256か所あった都内の地下鉄の駅を調べまわり、

それぞれの駅で、どこの車両から降りたら、階段やエスカレーターが近いかなど駅の情報をデータ化。

そのデータを当時の営団地下鉄に、持ち込み、見事採用されたという。