こちらのボックスの中に入っているのは、
ドロドロとした白い液体。
これは、一体何なのか?
ここに生きた魚を入れてみると、
たった、18秒で瞬間冷凍されてカチコチになった。
この液体は、
一般的な冷蔵庫の約20倍のスピードで凍る「ハイブリッドアイス」。
原料は、「水」と「塩」を合わせてできている。
これまで不可能と言われてきた、高濃度の塩水を凍らせる新技術。
ハイブリッドアイスは、-21.3℃の氷。
魚介類などを瞬時に凍らせることで、コストを削減し、鮮度が高いまま輸送できるので、飲食店などで、美味しく提供できる。