最近、日本で、いろんなモノが値上がりしている。
その一つが「小麦」。
小麦の値段は、特殊な決め方。
国が海外からまとめて買って輸入。
それを 手数料などを上乗せした値段で、製粉業者に売っている。
しかし、業者が直接買った方が安上がりに思えるが、なぜこんな仕組みになっているのか?
小麦は、日本にとって主食の1つ。
パン、麺、お菓子などに必要不可欠。
なのに、小麦消費量の9割近くが輸入に頼っている。
そうすると、外国の事情で輸入できなくなったら大変。
個別の企業だと、相手の国の事情によって、なかなか買えなかったりする。
そこで、国がまとめて大量に買うことで、優先してもらい、安定供給をする。
しかし、最近、
天候不順で小麦が不作になったり(供給DOWN)、中国が豊かになって買い占めたりしている(需要UP)ので、小麦が値上がりしている。
そのため、政府が製粉業者に売る値段も上がるので、色々な小麦製品が値上がりしている。