顕微鏡で見る「プルテウス」の話:2355【2021/11/04】

プルテウスの話です。


プルテウスは、宇宙船のような ウニの幼生。

生まれた時は、小さな卵。


受精して数時間、自力で泳ぎ始める。

三角になり、やがて、腕が伸びてくる。


ひと月近く、海の中を 漂ってきたプルテウス。

旅は終わり、

形を変えて岩に降りる。

これからは、ウニとして、

海の底で生きる。