赤ちゃんが泣いている理由がわからず、あたふたしてしまった経験はないでしょうか?
それを解決する機械がありました。
最新のAI技術で、泣いている理由を見える化する、
その名も、ainenne (あいねんね)。
家電見本市など、国内外の賞を受賞している。
赤ちゃんの泣き声に反応し、
泣いている理由を5種類の感情に分類。
「怒っている」
「おなかがすいた」
「眠たい」
「不快」
「遊んでほしい」
それぞれの確率を表示する。
利用者によると、
・なぜ泣いているか分かれば、どう行動すればいいか分かるので、勘と経験に頼らずに子育てできるというのがありがたい。
・授乳したばかりだからおなかがすいて泣いているわけではないと思っていたが、「おなかがすいた」と表示されたので、少しミルクを飲ませたらすぐに寝ついてくれた。授乳の量が足りなかったのか。
などの声がある。
どうやって判別するのか?
日本語だけでなく、世界150か国で1000万件を超える泣き声のデータを収集し、AIで解析。
開発者の服部伴之さんによると、
泣き声の周波数に一定の特徴があるということを見つけ出した。
国の地域に関係なく、0歳から1歳児までの泣き声に対応していて、その判別精度は80%。
とのこと。