中央アメリカのジャングルに生息する小さなカエル。
「イチゴヤドクガエル」。
ヤドクガエルは、落ち葉や草の上に卵を産む。
しかし、この周りには川も池もない。
こんなに水の少ない場所で、卵がかえってしまっても、大丈夫なのか?
こちらのようにして移動する。
なんと、おたまじゃくしが、自分から親の背中によじ登った。
親ガエルは、おたまじゃくしをおぶったまま運ぶ。
背中から出るベトベトした液によって、おたまじゃくしはピッタリと張り付いている。
そのため、親ガエルがどんなに飛び跳ねても、背中から落ちることはない。
おたまじゃくしを、敵のいない安全な水たまりへ連れて行くため、このようなやり方で運んでいる。