2021年の10月に、自転車の交通違反で「赤切符」を交付されたという、都内に住む30代女性がいました。
女性「いつも通り買い物を済ませて帰る途中の交差点で、(警察官に)呼び止められた」
女性「『運転手さん、ちょっと止まってください』って感じですね」
女性「渡り方が良くなかったことを指摘されて・・・」
自転車を運転していた女性は、交通ルールを守り、車道の左側を走り、
前方の信号が赤になったため、停止しました。
そして、歩行者用の信号が青になり、交差点を渡った先で、
警察官にルール違反だと指摘されたという。
女性「私は歩行者の信号が青になったのを確認して車道を渡ってしまったので、それがいけなかったです。」
自転車が従うべき信号は、基本的に自動車の信号。
女性は、その交通ルールを知らずに、歩行者の信号に従ってしまったという。
そして、警察官から言われたことは・・・、
女性「(警察官が)『重大な過失があなたにあったので、この状態で事故になったりしてしまうと、もう言い逃れできない罪になりますよ』って」
女性が交付された「赤切符」がこちら。
信号無視、赤色の箇所に、丸がつけられている。
後日、女性は出頭し、書類送検された。
「赤切符」が交付されると、刑事処分の対象となり、懲役刑や罰金刑となる可能性がある。
女性「(交通違反が)怖いので、もう今は横断歩道を(自転車を)押して歩く」
女性「気を付けるというか半分ビビりながらというか、おっかなびっくりな日々ですね」