ベンフォードの法則【前編】:2355【2022/11/11】

ここに、新聞がある。


新聞の記事には、株価や人口、値段など、いろんな数が出てくる。

その数が、何の数字で始まるか?、に注目する。

例えば、930億円なら「9」、15万台なら「1」で始まっている。

では、

「1、2、3」のいずれかで始まる個数と、

残り、「4、5、6、7、8、9」のいずれかで始まる個数、

どちらが多いでしょうか?

ある新聞の記事で見てみると、

「1、2、3」の合計は、61個。

「4、5、6、7、8、9」の合計は、34個 だった。

それにしても、「1」が随分多いように思える。

これは、その新聞がたまたま多かったわけではない。

実は、世の中に現れる様々な数は、「1」で始まる数が全体の焼く30%を占める。

そして、2、3、4・・・と数字が増えるにつれて、その割合は徐々に減っていく。

これは、「ベンフォードの法則」と呼ばれており、数学的に説明できるが・・・

続きは、後編で。