ここに、新聞がある。
新聞の記事には、株価や人口、値段など、いろんな数が出てくる。
その数が、何の数字で始まるか?、に注目する。
例えば、930億円なら「9」、15万台なら「1」で始まっている。
では、
「1、2、3」のいずれかで始まる個数と、
残り、「4、5、6、7、8、9」のいずれかで始まる個数、
どちらが多いでしょうか?
ある新聞の記事で見てみると、
「1、2、3」の合計は、61個。
「4、5、6、7、8、9」の合計は、34個 だった。
それにしても、「1」が随分多いように思える。
これは、その新聞がたまたま多かったわけではない。
実は、世の中に現れる様々な数は、「1」で始まる数が全体の焼く30%を占める。
そして、2、3、4・・・と数字が増えるにつれて、その割合は徐々に減っていく。
これは、「ベンフォードの法則」と呼ばれており、数学的に説明できるが・・・
続きは、後編で。