山ってなに?:チコちゃんに叱られる!【2023/02/24】

山ってなに?という話がありました。

これについて、鈴木毅彦 先生(東京都立大学 自然地理学 教授)が説明していました。

日本の山の数は、1万6000以上あるといわれている。

実は、日本における山の定義は明確ではない。

地図に載っている山々は、古くから地域で親しまれていることや、

自治体からの申請などで、表記されている。

この「山」は、でき方が、主に2つある。

「おでき」か「しわ」。

一体、どういうことなのか?

おできパターン

「おできパターン」は、火山噴火で出た溶岩や火山灰が積み重なってできる。

このパターンで一番有名なのが、富士山。

もともとあった地面を紙粘土、噴火で出る溶岩を赤いスライムで例えると・・・、

噴火により噴き出した溶岩が火口の周りを覆う。

そして、長い時間をかけ、雨や風で冷やされて固まり、山になっていく。

しかし、おできと火山噴火はどういう関係があるのか?

おできとは、皮脂や古い角質などで、毛穴が塞がったことで、

中に垢(あか)がたまって、皮膚が盛り上がり、

さらに、そこにばい菌が入ることで、炎症を起こし膿(うみ)がたまってできる。

この膿が、マグマの役割になる。

おできの場合は、中のものが吹き出ることはないが、

火山の場合は、それが噴火して出てきてしまう。

この「おできパターン」は、富士山をはじめ、ひとつの山が独立しているのが特徴。

しわパターン

「しわパターン」は、地面同士がぶつかって山ができる。

このパターンで有名なのが、長野県と山梨県と静岡県の3県にまたがる「北岳」を含む南アルプス。


地球の表面は、毎年2〜20cmほど動いている。


その動きの中で、地面同士がぶつかって、凸凹にせり上がり、その時にできるのが山脈。

こんにゃくを地面に例えると・・・、

地殻変動で地面同士がぶつかり、このように、凸凹にせり上がり山脈となる。

南アルプスの場合、約100万年前、本州から離れた場所にあった伊豆半島が、

地殻変動で移動し本州とぶつかった衝撃で、地面がせり上がってできたといわれている。