こちらは、国民生活センターが実験しているところ。
カップ麺に入れているのは、健康志向で人気のMCTオイル。
「MCT」って何?
「MCT」の主成分、中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツに含まれる植物成分。
中鎖脂肪酸100%の油のことをMCT(Medium Chain Triglyceride)という。
MCTは、一般的な油よりもすばやく消化・吸収され、すぐにエネルギーになりやすいという特長がある。
この上から、熱湯をかける。
それから、3分ほど待つと・・・、
このように、カップが破損して、下からお湯が漏れ出ている。
これはなぜか?
油が容器の性質を変えてしまうから。
こういった事が、えごま油でも起きているので、
国民生活センターは、カップ麺に添付されている以外の食用油は入れないようにする、または、別容器に入れ替えるなどの注意を呼びかけている。