今回は、ある実験をします。
ここに、金属のふるい、陶器のうつわ、お湯の入ったポット、そして、トレーシングペーパーがある。
トレーシングペーパーは、裏側が透けて見える紙。
まず、うつわにお湯を注ぐ。
その上に、ふるいを被せる。
そして、トレーシングペーパーを小さく切って、網の上に置くと、
トレーシングペーパーがクネクネと動き始めた。
これは、トレーシングペーパーの湯気が当たっている面が、湿気により伸び形が変わり、
また、お湯によって起こる上昇気流で揺らされるため、起きる動き。
今度は、トレーシングペーパーをたくさん切って乗せて見る。
すると、全部がクネクネと動く。
これは、お好み焼きの上で動く、かつお節と同じ理由の動きだった。