水中で息を止める時間の話です。
依頼内容
つい先日、お風呂につかっている最中、おそらく誰も見つけたことがない大発見をしました。
それは、より息を長く止められる方法です。
普通に風呂に顔をつけて息を止めるより、何かに夢中になりながら息を止めると、より長く息を止められるのです。
夢中になることで、時間の長さと苦しさを忘れるのだと思います。
ただ現状は僕だけしかサンプルがないため、探偵さんと一緒に、これが世紀の大発見なのかを確かめたいのです。
「ご協力よろしくお願いします」。
調査開始
水中で、ルービックキューブをすることで、夢中になり長く息を止められると言う依頼者。
まず、依頼者が実践してみる。
普通に息止め:17秒。
ルービックしながら息止め:40秒。
確かに時間は伸びたが、これはヤラセではないかという話に。
次に、永見探偵が実践してみる。
普通に息止め:69秒。
ルービックしながら息止め:79秒。
こちらも時間は伸びたが、10秒程度だったので、真偽は、まだわからない。
そこで、日本一、水中で息を止められる女性に聞いてみることになった。
一息で、どのぐらい潜れるかを競う、「フリーダイビング」という競技がある。
この競技者で、アジア記録を持つ市原由利子さん。
彼女の水中息止めのベストタイムは、7分19秒。
市原さんに、(ルービックキューブは使わず)実践してもらうと、そのタイムは、6分30秒だった。
市原さんによると、
「ルービックキューブ」って結構、合わせるのに、脳が酸素を使っちゃって(向いてない)。
とのこと。
ルービックキューブは効果がないのでは?という話だった。
ちなみに、息止めを長くする方法は、水面でうつ伏せ状態になるといいらしい。
(【注意!】長時間、無理して息を止めると、意識を失って溺れる危険がありますので、ご注意ください。)