ここは、北アメリカの草原地帯。
所々、土が盛り上がって、その中は穴になっている。
穴から出てきたのは、アナホリフクロウ。
森で暮らすフクロウとは違い、昼間は草原を駆け回り、
地面の穴の中で子育てをする。
しかし、この巣穴、アナホリフクロウが掘って作ったものではない。
地面から土が吹き飛場して、穴を掘っていたのは、プレーリードッグ。
草原にいくつも巣穴を掘り、引っ越ししながら生活している。
アナホリフクロウは、自分では穴を掘らず、プレーリードッグが使い終わった巣穴を
自分の家として使っている。