メジャーリーグのスポンサー事情:THE TIME【2024/03/22】

メジャーリーグのスポンサーの話です。

大谷翔平選手がエンゼルス時代は、25社くらいの日本企業のスポンサーがいた。

イチロー選手や松井秀喜選手が活躍していた時は、5、6社だったので、大谷選手のスゴさがわかる。

スポンサー料は、1社で約5000万円〜約1億円。

広告看板の場所によって変わり、組み合わせてセット販売されている。

客席上のLEDは、比較的安く、

外野の壁や、バックネットの下は、高額になる。

これは、中継の時によく映るため、広告効果が高いから。

エンゼルスのスポンサー料は、値段的にも、お手頃価格だという。

しかし、大谷選手が移籍したドジャースは人気球団で、スポンサー料は高い。

エンゼルスの時と比べて、スポンサー料は10倍以上。

その値段は、数億円〜10数億円。

日本からは、すでに7社が3年〜5年契約している。

あまりにも高額なスポンサー料なので、お得なパックも販売している。

それが、ドジャースのアウェイ戦(相手の本拠地)の権利。

年間162試合のうち半分の81試合がアウェイで、スポンサー料は、ホーム戦の10分の1から20分の1。

広告の効果、露出については、ホームもアウェイも同じなので、とても お得。

メジャーの中堅クラスのチームの場合、

ドジャース戦だけ広告枠を売ってくれるチームもある。

こうして、日本企業がメジャーのスポンサーに参入しやすくなってきている。