シーリングファンでスルメはつくれる?:探偵ナイトスクープ【2024/07/26】

シーリングファンとスルメの話です。

依頼内容

1年前、当時彼女だった妻と私の実家に帰省した際、妻が天井についているシーリングファンを見て、「この回転でイカをスルメにできるのではないか」と言いだしました。
その時は聞き流しましたが、実家に帰るたび、「スルメができる!」と言い続けています。どうやら本気のようですが、イカに関しては素人で、どうすればよいのか分かりません。探偵さん、妻のささやかな夢をかなえてやってくれませんか。

調査開始

イカが好きだという依頼者。

イカがくるくる回るスルメ作りの動画を見て、シーリングファンでもできるのではないかと思い至ったという。

↓こちらのような回転。

実家の許可を得て、実際にやってみることに。

まずは、回すイカの準備。

胴体を開く。

甲を抜く。

目と口を取り処理完了。

これに竹串を通して、紐を付ける。

これをシーリングライトのファンにクリップで付ける。

これで、準備完了。

回すと、こんな感じ。

部屋中、イカの匂いが充満している。

もっと量を増やしたいという依頼者。

ファンを回転させて、本当にスルメはできるのか?

ここで、自作のイカ回装置でスルメを作ったことがあるYoutuberの「釣りよかでしょう。」さんたちが登場。

彼らによると、

「天日の状態で、すごい回転でしたら、1日でできるかなぐらい。室内だと1週間。
一夜干しまでにしかならない。
ちょっとやわらかいけど、味が濃くなるっていうのが一夜干しで、スルメはもうカッチカチ。」

とのこと。

(ということで、一夜干しを作ることに)

羽根と羽根をクリップでとめて、ロープを通して真ん中から出して、増やす。

イカ20杯設置完成。

横から扇風機ではなく、ブロワーで風当てる。

こちらが最大スピードで回した様子。

イカのスミは床に飛び散ったが、

干したイカを焼いていただくと、とても美味しかったという。