普段、電子レンジでコーヒーを温めることが多い。
1分半くらい温めるが、その間、何もしていないと、けっこう長く感じる。
そんな時、ふと考えた。
この待ち時間に、時間に限りがあるようなことをすると、どんな時間感覚になるだろうかと。
もしかしたら、待ち時間がないように感じるのではないかと。
ということで、コーヒーを温めている間に、食後の皿洗いをしてみた。
自分ルールで、この皿洗いにコーヒーが温まるまでの時間制限を付けた。
そもそも、待つのも嫌で、皿洗いもできればしたくないという、どちらかといえば、負の要素のこの2つ。
これらを同時にやること、どうなるか?
皿洗いは制限時間(コーヒーを温める時間)ギリギリで、できるくらいの量で、急いでやろうとする。
一方、皿洗いに集中していたために、いつの間にかコーヒーが温まっている。
この「待ち時間」と「制限時間」という相反するものを同時に実行することによって、
負の要素が2つもあったのが、プラスマイナスゼロに。
むしろ、感覚的に、プラスにすらなっているのではないかと思えた。